妖怪博士―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)
新潮文庫nex
ライトノベル
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ヨウカイハカセシリツタンテイアケチコゴロウシンチョウブンコネックス
シリーズ名: 私立探偵 明智小五郎
紙書籍ISBN:978-4-10-180092-9
シリーズ名: 私立探偵 明智小五郎
紙書籍ISBN:978-4-10-180092-9
幻の街、戦前の東京 その頂点に咲く悪の華。
ある春の夕暮、曲角に奇妙な印を書き残す老人が向う先には一軒の洋館。そこに捕らわれていたのは、手足を縛られた美少女だった。彼女を救うため屋敷に潜入した少年探偵団員、相川泰二は帰還後、原因不明の奇行に走り、三人の仲間は行方不明に。なぜ彼らばかりが狙われるのか? 事件は天才・明智に託されたが、謎の探偵・殿村弘三の参戦により、団員は新たな渦に巻き込まれていく。(解説・北村薫)
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江戸川乱歩(エドガワ・ランポ) プロフィール
(1894-1965)本名平井太郎。三重県名張市生れ。早稲田大学政経学部卒。日本における本格推理、ホラー小説の草分け。貿易会社勤務を始め、古本商、新聞記者など様々な職業をへた後、1923(大正12)年雑誌「新青年」に「二銭銅貨」を発表して作家に。主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。1947(昭和22)年探偵作家クラブ(後の日本推理作家協会)の初代会長となり、1954年江戸川乱歩賞を設け、1957年からは雑誌「宝石」の編集にたずさわるなど、新人作家の育成に力をつくした。