誰が農業を殺すのか(新潮新書)

新潮新書
ノンフィクション一般
農学
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ダレガノウギョウヲコロスノカシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610976-8
紙書籍ISBN:978-4-10-610976-8
日本の農業をダメにしているのは農政だ! 農業ジャーナリストが返り血覚悟で記した直言。
日本の農政は「弱者である農業と農家は保護すべき」という観念に凝り固まっており、産業として独り立ちさせようという発想が全くない。農家の減少は悪いことではない。数が減れば「やる気のある農家」が農地を持つことになって、生産性は上がるのだ。一方で、あまりにも内向きで国際的な趨勢についていけない対応が理由で、米価が中国の先物市場で決まってしまう未来も見えてきた。農業ジャーナリストが返り血覚悟で記した「農政の大罪」。
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窪田新之助(クボタ・シンノスケ) プロフィール

農業ジャーナリスト。日本農業新聞記者を経て2012年よりフリー。著書に『日本発「ロボットAI農業」の凄い未来』『データ農業が日本を救う』『農協の闇』など。
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山口亮子(ヤマグチ・リョウコ) プロフィール

ジャーナリスト。愛媛県生まれ。京都大学文学部卒。中国・北京大学修士(歴史学)。時事通信記者を経てフリーに。著書に『日本一の農業県はどこか 農業の通信簿』『農業ビジネス』『ウンコノミクス』などがある。企画編集やコンサルティングをてがける(株)ウロ代表取締役。