我は景祐―幕末仙台流星伝―(新潮文庫)

熊谷達也/著
配信開始日: 2022/12/23
価格:1,100円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:ワレハカゲスケバクマツセンダイリュウセイデンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-134154-5
義を貫き、儚き命を燃やす。東北の雄藩に生きた知られざる英雄。著者新境地、感涙の時代長編!
仙台藩にもおぬしのような切れ者がいるとはな――。桂小五郎にそう言わしめた若き藩士・若生文十郎景祐。六尺の長身に柔和な瞳、豪胆でいて細心な気質は自藩を真摯に憂えていた。鳥羽伏見の戦いの後、朝敵・会津藩追討を命じられた仙台藩は窮地に。会津進攻を唱える世良修蔵殺害を機に藩士たちは奥羽越列藩同盟を導き、戊辰戦争へとひた走ってゆく。幕末の新たな英雄を描く感涙の時代長編。(解説・安部龍太郎)

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熊谷達也(クマガイ・タツヤ) プロフィール

1958(昭和33)年、宮城県生れ。東京電機大学理工学部卒業。1997(平成9)年『ウエンカムイの爪』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2000年『漂泊の牙』で新田次郎文学賞、2004年『邂逅の森』で山本周五郎賞、直木賞を受賞。ほかの著書に『翼に息吹を』『調律師』『潮の音、空の青、海の詩』『明日へのペダル』『孤立宇宙』などがある。仙台在住。

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