欧州戦争としてのウクライナ侵攻(新潮選書)
新潮選書
政治
軍事
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作品カナ:オウシュウセンソウトシテノウクライナシンコウシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603895-2
紙書籍ISBN:978-4-10-603895-2
「ウクライナ対ロシア」だけでは分からない「戦争の本質」。
2022年2月に始まった一方的な侵攻は、ロシアの戦争を超えて欧州全体の問題――「欧州戦争」になった。欧州が結束して武器や弾薬の供与に踏み切った背景、欧州全域を巻き込んだエネルギー危機の行方は? 欧州の安全保障を専門とする著者がこの大転換の構造を分析し、「ウクライナ後の世界」の課題と日本の選択を探る。
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鶴岡路人(ツルオカ・ミチト) プロフィール
慶應義塾大学総合政策学部准教授。1975年東京都生まれ。専門は現代欧州政治、国際安全保障。慶應義塾大学法学部卒業後、米ジョージタウン大学を経て英ロンドン大学キングス・カレッジで博士号取得(PhD in War Studies)。在ベルギー日本大使館専門調査員、防衛省防衛研究所主任研究官、英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)訪問研究員などを歴任。著書に『EU離脱――イギリスとヨーロッパの地殻変動』(ちくま新書、2020年)など。