官邸官僚が本音で語る権力の使い方(新潮新書)
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政治
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作品カナ:カンテイカンリョウガホンネデカタルケンリョクノツカイカタシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610989-8
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安倍政権で内政・外政・危機管理の各実務トップを務めた元官僚による「官邸のトリセツ」。
総理大臣には働いてもらわなければならない。それも最初から、全力で。しかし、巨大タンカーのごとき日本政府を操るにはコツが必要だ。政治家の意思で、霞が関は動かせるのか。そして「本物の有事」に直面した時、政治は自衛隊などの実力部隊をコントロールできるのか。歴代最長の安倍政権で内政・外政・危機管理の各実務トップを務めた官邸官僚が参集し、適切な権力行使のための「官邸のトリセツ」を公開する。
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兼原信克(カネハラ・ノブカツ) プロフィール
1959年山口県生まれ。同志社大学特別客員教授、笹川平和財団常務理事。東京大学法学部卒業後、1981年に外務省入省。フランス国立行政学院(ENA)で研修の後、ブリュッセル、ニューヨーク、ワシントン、ソウルなどで在外勤務。2012年、外務省国際法局長から内閣官房副長官補(外政担当)に転じる。2014年から新設の国家安全保障局次長も兼務。2019年に退官。著書に『歴史の教訓』『日本人のための安全保障入門』など。
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佐々木豊成(ササキ・トヨナリ) プロフィール
1953年佐賀県生まれ。元財務官僚。1976年に東京大学法学部を卒業後、大蔵省(現財務省)に入省。主計局主計官、金融庁銀行第一課長、大臣官房審議官、国税庁次長、理財局長などを歴任。2010年、財務総合政策研究所長から内閣官房副長官補(内政担当)に転じる。2013年、内閣官房TPP政府対策本部国内調整総括官。2016年に退官。
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曽我豪(ソガ・タケシ) プロフィール
1962年三重県生まれ。朝日新聞東京本社政治部編集委員。1985年に東京大学法学部を卒業後、朝日新聞社に入社。熊本支局、西部本社を経て、1989年に東京本社政治部に異動し、総理番、梶山静六自民党幹事長番などを担当。『週刊朝日』『論座』編集部勤務などを経て、2011~2014年に朝日新聞政治部長。2015~2019年、東京大学大学院法学政治学研究科客員教授。
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高見澤將林(タカミザワ・ノブシゲ) プロフィール
1955年生まれ。長野県出身。東京大学公共政策大学院客員教授。1978年に東京大学法学部を卒業後、防衛庁(現・防衛省)に入庁。防衛局防衛政策課長、運用企画局長、防衛政策局長、防衛研究所長などを歴任。2013年に内閣官房副長官補。2014年から新設の国家安全保障局次長、2015年から内閣サイバーセキュリティセンター長を兼務。2016年に退官後、ジュネーブ軍縮会議日本政府代表部大使に就任。