国家の総力(新潮新書)

兼原信克/編、 高見澤將林/編
配信開始日: 2024/06/17
価格:1,012円(税込)
新潮新書
政治
作品カナ:コッカノソウリョクシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-611047-4
戦争したくなければ戦争について考え抜け! 霞が関の元最高幹部が考える有事の国家運営。
国家の総力をあげて、中国を食い止めよ! 台湾有事が現実的な懸念となった近年、軍事面での議論はなされるようになってきた。しかし、国家間の戦いがグレーゾーンから始まる現在、総合的に有事を想定しておかなければ実際の戦闘には対応出来ない。エネルギーと食料安保、シーレーン防衛、特定公共施設と通信、そして経済・金融への影響などの観点から、有事における日本の問題を考える。

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兼原信克(カネハラ・ノブカツ) プロフィール

1959年山口県生まれ。同志社大学特別客員教授、笹川平和財団常務理事。東京大学法学部卒業後、1981年に外務省入省。フランス国立行政学院(ENA)で研修の後、ブリュッセル、ニューヨーク、ワシントン、ソウルなどで在外勤務。2012年、外務省国際法局長から内閣官房副長官補(外政担当)に転じる。2014年から新設の国家安全保障局次長も兼務。2019年に退官。著書に『歴史の教訓』『日本人のための安全保障入門』など。

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高見澤將林(タカミザワ・ノブシゲ) プロフィール

1955年生まれ。長野県出身。東京大学公共政策大学院客員教授。1978年に東京大学法学部を卒業後、防衛庁(現・防衛省)に入庁。防衛局防衛政策課長、運用企画局長、防衛政策局長、防衛研究所長などを歴任。2013年に内閣官房副長官補。2014年から新設の国家安全保障局次長、2015年から内閣サイバーセキュリティセンター長を兼務。2016年に退官後、ジュネーブ軍縮会議日本政府代表部大使に就任。

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