「おかえり」と言える、その日まで―山岳遭難捜索の現場から―
単行本
ノンフィクション一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:オカエリトイエルソノヒマデサンガクソウナンソウサクノゲンバカラ
紙書籍ISBN:978-4-10-355011-2
紙書籍ISBN:978-4-10-355011-2
発見の鍵を握るのは、行方不明者の「癖」。プロファイリングによる捜索実話。
「せめてお別れだけでもしたい」――いくら探しても見つからないという家族から依頼を受け、著者は山へ向かう。たとえ身近な低山でも、運命の分かれ道は登山道の随所に潜んでいるのだ。家族のケアをしながら丹念に話を聞き、プロファイリングで消えた足跡を辿る6つのエピソード。予防と早期発見に役立つコラム付き。
購入サイト
中村富士美(ナカムラ・フジミ) プロフィール
1978年、東京生まれ。山岳行方不明遭難者捜索活動および行方不明者家族のサポートを行う民間の山岳遭難捜索チームLiSS代表。DiMM国際山岳看護師、(一社)WMAJ(ウィルダネスメディカルアソシエイツジャパン)野外災害救急法医療アドバイザー、市立青梅総合医療センター外来看護師。遭難事故の行方不明者について、丁寧な聞き取りをしながら、家族に寄り添った捜索活動を行っている。また遭難捜索や野外救急法についての講演などの情報発信もしている。