魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―(新潮文庫)

奥野修司/著
配信開始日: 2020/03/06
価格:649円(税込)
新潮文庫
ノンフィクション一般
作品カナ:タマシイデモイイカラソバニイテサンテンイチイチゴノレイタイケンヲキクシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-123311-6
未曾有の大災害で家族を失った人々がはじめて語った16の「奇跡」の物語。
未曾有の災害で愛する者に突然死なれ、絶望の淵に立たされた人々の心を救ったのは、奇跡としかいいようのない体験だった。布団に入ってきた夫を「抱いてあげればよかった」と悔いる妻。階上の息子の足音を聞く母。死亡届を書いている時に兄からメールを受け取った妹。それは夢だったのか、幻なのか――。再会を願う痛切な声と奇跡を丹念に拾い集めた感動のドキュメンタリー、待望の文庫化。

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奥野修司(オクノ・シュウジ) プロフィール

1948(昭和23)年、大阪府生れ。立命館大学卒業。ノンフィクション作家。『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で講談社ノンフィクション賞と大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。その他『小沢一郎 覇者の履歴書』、『皇太子誕生』、『心にナイフをしのばせて』、『看取り先生の遺言』、『放射能に抗う』、『再生の島』、『「副作用のない抗がん剤」の誕生』、『魂でもいいから、そばにいて』、『丹野智文 笑顔で生きる』(丹野智文と共著)、『怖い中国食品、不気味なアメリカ食品』(徳山大樹と共著)、『ゆかいな認知症』、『天皇の憂鬱』、『美智子さまご出産秘話』、『なぜか笑顔になれる認知症介護』など著作多数。

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