スサノヲの正体(新潮新書)
新潮新書
歴史学
日本史
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作品カナ:スサノヲノショウタイシンチョウシンショ
シリーズ名: 関裕二の日本古代史シリーズ
紙書籍ISBN:978-4-10-611005-4
シリーズ名: 関裕二の日本古代史シリーズ
紙書籍ISBN:978-4-10-611005-4
『古事記』と『日本書紀』とでキャラクターが大きく異なり、つねに議論の的となってきたスサノヲ。大胆な仮説で古代史の謎を追ってきた筆者が、その正体に迫る。
アマテラスの弟スサノヲは、天上界では乱暴狼藉を働いて追放される悪玉だが、地上界では八岐大蛇(やまたのおろち)を退治して人々を助ける善玉になる。そのキャラクターは『古事記』と『日本書紀』とで大きく異なり、研究者の間でしばしば論争となってきた。ヤマト建国への関与、祭祀をめぐる天皇家との関係、縄文文化のシンボル……。豊富な知識と大胆な仮説で古代史の謎を追ってきた筆者が、スサノヲの正体に鋭く迫る。
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関裕二(セキ・ユウジ) プロフィール
1959(昭和34)年、千葉県柏市生まれ。歴史作家、武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅了されて奈良に通いつめ、独学で古代史を学ぶ。『藤原氏の正体』『蘇我氏の正体』『神武天皇vs.卑弥呼』『スサノヲの正体』など著書多数。