近親殺人―家族が家族を殺すとき―(新潮文庫)

石井光太/著
配信開始日: 2024/01/29
価格:693円(税込)
新潮文庫
ノンフィクション一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:キンシンサツジンカゾクガカゾクヲコロストキシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-132541-5
介護、虐待、貧困、引きこもり――。他人事ではない7つの事件が問いかける家族の真実。
日本の殺人事件の半数が、家族を主とした親族間で起きている。「まじ消えてほしいわ」と罵倒し、同居していた病弱な母親を放置、餓死させた姉妹。夫の愛情を独占すると憎しみをつのらせ、我が子をマンションの高層階から突き落とした母親。人はどんな理由から最も大切な存在であった家族を殺すのか。事件が起こる家庭とそうでない家庭とでは何が違うのか。7つの事件が炙り出す、家族の真実。

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石井光太(イシイ・コウタ) プロフィール

1977年、東京都生まれ。海外の最深部に分け入り、その体験を元に『物乞う仏陀』を上梓。斬新な視点と精密な取材、そして読み応えのある筆致でたちまち人気ノンフィクション作家に。近年はノンフィクションだけでなく、小説、児童書、写真集、漫画原作、シナリオなども発表している。主な作品に『絶対貧困』『遺体』『43回の殺意』『「鬼畜」の家』『近親殺人』『こどもホスピスの奇跡』(いずれも新潮社)『本当の貧困の話をしよう』『ルポ 誰が国語力を殺すのか』(ともに文藝春秋)『教育虐待一子供を壊す「教育熱心」な親たち』(ハヤカワ新書)など。

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