名前で呼ばれたこともなかったから―奈良少年刑務所詩集―(新潮文庫)

寮美千子/編
配信開始日: 2024/01/29
価格:649円(税込)
新潮文庫
詩歌・俳句
作品カナ:ナマエデヨバレタコトモナカッタカラナラショウネンケイムショシシュウシンチョウブンコ
シリーズ名: 奈良少年刑務所詩集
紙書籍ISBN:978-4-10-135242-8
心の扉を閉ざした少年たちが、詩を通して言葉を紡ぎ出す。奇跡の詩集、待望の第二弾。
彼らはみな、加害者である前に被害者であった――。貧困、育児放棄、虐待、発達障害によるいじめ、厳しすぎるしつけ。過酷な環境で過ごし、犯罪に走った少年たち。そんな彼らの固く閉ざされた心の扉が「物語の教室」を通して少しずつ開かれ、心の内に秘めた思いが詩となって溢れ出す。受刑者に寄り添い向き合ってきた作家が編んだ奇跡の詩集、待望の第二弾。『世界はもっと美しくなる』改題。

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寮美千子(リョウ・ミチコ) プロフィール

1955(昭和30)年、東京生れ。千葉に育つ。1986年、毎日童話新人賞を受賞し、作家活動に入る。2005(平成17)年、小説『楽園の鳥』で泉鏡花文学賞受賞。2006年、奈良市に移住し、2007年より2016年まで、奈良少年刑務所「社会性涵養プログラム」講師。児童文学からノンフィクションまで幅広い著作がある。絵本『エルトゥールル号の遭難」(絵・磯良一)ほか、『空が青いから白をえらんだのです』(編著)、『あふれでたのは やさしさだった』、『なっちゃんの花園』など。

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