逃げても、逃げてもシェイクスピア―翻訳家・松岡和子の仕事―
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作品カナ:ニゲテモニゲテモシェイクスピアホンヤクカマツオカカズコノシゴト
紙書籍ISBN:978-4-10-464002-7
紙書籍ISBN:978-4-10-464002-7
完訳を成し遂げた翻訳家の仕事と人生はこんなにも密接につながっていた。
ソ連に11年抑留された父、女手一つで子供達を守り育てた母。自身の進学、結婚、子育て、介護、そして大切な人達との別れ――人生の経験すべてが、古典の一言一言に血を通わせていった。最初は苦手だったシェイクスピアのこと、蜷川幸雄らとの交流、一語へのこだわりを巡る役者との交感まですべてを明かす宝物のような一冊。
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草生亜紀子(クサオイ・アキコ) プロフィール
国際基督教大学、米Wartburg大学卒業。産経新聞、The Japan Times記者、新潮社、株式会社ほぼ日を経て独立。2024年4月現在、国際人道支援NGOで働きながら、フリーランスとして翻訳・原稿執筆を行う。著書に『理想の小学校を探して』(新潮社刊)、中川亜紀子名義で訳した絵本に『ふたりママの家で』(絵・文パトリシア・ポラッコ、サウザンブックス社刊)がある。