飢餓俳優 菅原文太伝(新潮文庫)
新潮文庫
伝記・人物伝
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作品カナ:キガハイユウスガワラブンタデンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-133042-6
紙書籍ISBN:978-4-10-133042-6
「弾ぁ、まだ残っとる」と粋がって生きてりゃいい。昭和の名優の内面に迫る傑作評伝。
菅原文太の人生には常に暗い影がつきまとう。幼少期に母親が出奔して家庭崩壊。大学は除籍。俳優業は脇役ばかり。じりじりするような焦りのなか、やっと摑んだ『仁義なき戦い』で不動の地位を築くも、独断でシリーズを打ち切ってしまう。誰も信用せず、盟友と決別し、約束された成功を拒んだ男が生涯をかけて追い求めたものとは。名優の内面に迫る傑作評伝。『仁義なき戦い 菅原文太伝』改題。(解説・杉田成道)
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松田美智子(マツダ・ミチコ) プロフィール
山口県生まれ。金子信雄主宰の劇団で松田優作と出会い結婚。一子をもうけて離婚。その後、シナリオライター、ノンフィクション作家、小説家として活躍。『天国のスープ』(文藝春秋)『女子高校生誘拐飼育事件』(幻冬舎)等の小説を執筆するとともに、『福田和子はなぜ男を魅了するのか』(幻冬舎)、『越境者松田優作』(新潮社)、『サムライ 評伝三船敏郎』(文藝春秋)等のノンフィクション作品を多数発表。