ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえりお母さん(新潮文庫)
新潮文庫
ルポルタージュ
作品カナ:ボケマスカラヨロシクオネガイシマスオカエリオカアサンシンチョウブンコ
シリーズ名: ぼけますから、よろしくお願いします。
紙書籍ISBN:978-4-10-104222-0
シリーズ名: ぼけますから、よろしくお願いします。
紙書籍ISBN:978-4-10-104222-0
ぼけても自宅で支え合う暮らし。前作から4年半。東京で働く一人娘が記録した家族の絆。
広島県で98歳の父と二人で暮らす89歳の母が認知症と診断されて4年半。お漏らしをしても知らん顔で、指摘すると「私はおらん方がええんじゃろ!」と逆ギレする。あの優しくユーモアに溢れた母はどこへ行ってしまったのか。心が揺れる娘をよそに、父はあるがままを受け容れるが、母が脳梗塞に倒れ事態は急変する。東京で働く一人娘が記録した老老介護の切実な現実と、温かく優しい家族の絆。(解説・村井理子)
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信友直子(ノブトモ・ナオコ) プロフィール
1961(昭和36)年、広島生れ。映像作家。東京大学文学部卒。2009(平成21)年、自らの乳癌の闘病記録である『おっぱいと東京タワー~私の乳がん日記』でニューヨークフェスティバル銀賞、ギャラクシー賞奨励賞などを受賞。2018年には、初の劇場公開作として両親の老老介護の記録『ぼけますから、よろしくお願いします。』を発表し、令和元年度文化庁映画賞文化記録映画大賞などを受賞。2022(令和4)年には続編『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりお母さん~』が公開された。