荷風の昭和 後篇―偏奇館焼亡から最期の日まで―(新潮選書)

新潮選書
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作品カナ:カフウノショウワ02ヘンキカンショウボウカラサイゴノヒマデシンチョウセンショ
シリーズ名: 荷風の昭和
紙書籍ISBN:978-4-10-603928-7
シリーズ名: 荷風の昭和
紙書籍ISBN:978-4-10-603928-7
昭和と対峙し続けた荷風は奇人と見られながら戦後を生き抜く。
荷風の精神を支えた大量の蔵書と共に、偏奇館は空襲で焼け落ちた。戦後、老文士は戦災のトラウマに悩まされ、奇人として有名になる。しかし尚も権威を嫌い、新憲法を嗤い、ストリップを楽しんで、市井の男女の情愛を描き続けた。著者自ら「これを書きあげたらいつ死んでもいい」と筆を振るった荷風論にして昭和論の金字塔!
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川本三郎(カワモト・サブロウ) プロフィール

1944年東京生まれ。文学、映画、漫画、東京、旅などを中心とした評論やエッセイなど幅広い執筆活動で知られる。著書に『大正幻影』(サントリー学芸賞)、『荷風と東京』(読売文学賞)、『林芙美子の昭和』(毎日出版文化賞・桑原武夫学芸賞)、『白秋望遠』(伊藤整文学賞)、『マイ・バック・ページ』『いまも、君を想う』『成瀬巳喜男 映画の面影』『老いの荷風』など多数。訳書にカポーティ『夜の樹』などがある。