愛をめぐる人生論(新潮文庫)

立原正秋/著
配信開始日: 2004/06/04
価格:330円(税込)
新潮文庫
エッセイ・随筆
作品カナ:アイヲメグルジンセイロンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-109506-6
女は、つねに美しくあって欲しい……当代きってのモラリスト=恋愛小説の名手が親しく語りかける鋭く新鮮な愛の読本。
女は、つねに美しくあって欲しい。そして、優雅で、妖艶であって欲しい。女の愛のすがた、肉体の表情を古今の例証にもとめ、また生きた現実のなかにとらえる。――女が官能にめざめるとき、情事のなかの色と匂い、嫉妬と自尊心、恋愛の結晶作用、淫蕩と情事の表裏、性における意識と肉体の乖離……。当代きってのモラリスト=恋愛小説の名手が親しく語りかける鋭く新鮮な愛の読本。

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立原正秋(タチハラ・マサアキ) プロフィール

(1926-1980)1926(大正15)年、朝鮮慶尚北道安東郡生れ。幼くして父を失い、1937(昭和12)年、横須賀の母の再婚先に移る。早稲田大学専門部に入学し、文学部国文科に学ぶが中途退学。「薪能」「剣ヶ崎」で芥川賞候補となり、1966年、「白い罌粟」で直木賞を受賞。凛とした精神性と日本的美意識に裏打ちされた多くの作品を生み、1980年、食道癌により死去。主な小説は『冬の旅』『舞いの家』『残りの雪』『夢は枯野を』『冬のかたみに』『帰路』等。

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