好色 義経記(新潮文庫)
新潮文庫
日本史
作品カナ:コウショクギケイキシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-149824-9
紙書籍ISBN:978-4-10-149824-9
義経はただの寿毛平(スケベエ)だった!? 義経の素顔を求め、大胆な推理と解釈を加えた講談調に仕立てた、爆笑の一代記。
源義経は「判官びいき」に代表されるように、母・常磐御前との生き別れや、兄である頼朝との確執など、その生涯が常に悲劇として描かれた。が、中丸流に史料のウラ側を眺めれば「こいつはただの寿毛平(スケベエ)な男じゃないか」という結論になる。事実、彼は出っ歯で赤毛、色白の小男でカッコよくないという。そんな義経の素顔を求め、大胆な推理と解釈を加えた講談調に仕立てた、爆笑の一代記。
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中丸明(ナカマル・アキラ) プロフィール
1941(昭和16)年ソウル生れ。同志社大学卒業。出版社勤務を経て、執筆活動に。1968年より毎年スペインに滞在する。『京城まで』で日本旅行記賞を受賞。ヨーロッパの歴史、とりわけスペインの歴史と文化に通じており、名古屋弁を駆使した独特の解説は人気が高い。著書に『支倉常長異聞 海外に消えた侍たち』『プラド美術館』『スペイン 5つの旅』『聖母マリア伝承』『モナ・リザへの旅』『海の世界史』『ロルカ――スペインの魂』などがある。