漱石の孫(新潮文庫)

夏目房之介/著
配信開始日: 2008/05/01
価格:528円(税込)
新潮文庫
エッセイ・随筆
作品カナ:ソウセキノマゴシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-133512-4
ようやく祖父・漱石のことが分かってきた――。日本を代表する作家の直系として生を享けた著者は、如何にして、その運命を受け入れるようになったのか。
百年前、祖父・夏目漱石がヨーロッパ文化と格闘していた下宿。その部屋を訪れた時、僕は予想しなかった感動に襲われた――。日本を代表する作家の直系として生を享けた著者は、如何にして、その運命を受け入れるようになったのか。ロンドンで祖父の足跡を辿りながら、愛するマンガへの眼差しを重ね合わせつつ、漱石を、音楽家だった父・純一を、そして、自分自身を語ってゆく。

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夏目房之介(ナツメ・フサノスケ) プロフィール

1950(昭和25)年生れ。青山学院大学卒。マンガ・コラムニストとして、マンガ批評に新たな地平を切り開く。その功績により、1999(平成11)年、手塚治虫文化賞特別賞を受賞。2008年より、学習院大学大学院教授として、講義、ゼミを担当している。『手塚治虫はどこにいる』『マンガ学への挑戦』『おじさん入門』『マンガは今どうなっておるのか?』『孫が読む漱石』『マンガに人生を学んで何が悪い?』など多数の著書がある。

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