真田太平記(九)二条城(新潮文庫)

池波正太郎/著
配信開始日: 2012/05/01
価格:825円(税込)
新潮文庫
文芸一般 時代小説 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:サナダタイヘイキ09ニジョウジョウシンチョウブンコ
シリーズ名: 真田太平記
紙書籍ISBN:978-4-10-115642-2
東西手切れに向かって情勢が緊迫する中、その日を見ることなく昌幸は寂しく永眠する。第9巻。
淀君によって大坂城から一歩も外に出されたことのなかった秀頼であったが、豊臣家を思う加藤清正らの奔走によって、ついに二条城において家康との対面が実現する。しかし立派に成長した秀頼の姿は、あらためて家康に豊臣家取潰しの決意を固めさせ、甲賀忍びに清正毒殺の使命が下る。東西手切れに向かって情勢が緊迫化する中、その日を見ることなく真田昌幸は永眠する。

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池波正太郎(イケナミ・ショウタロウ) プロフィール

(1923-1990)東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠。

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