新着 悲しき虎

ネージュ・シンノ/著、 飛幡祐規/訳
配信開始日: 2025/08/27
価格:2,420円(税込)
新潮クレスト・ブックス
フランス文学 ノンフィクション一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:カナシキトラ
紙書籍ISBN:978-4-10-590202-5
レイプは私をどういう人間にしたのか。本国フランスで30万部を超えるベストセラー。
少女時代、継父にレイプされていた著者が、母親となった今、自身の体験とその傷がもたらす影響、加害者、世界中に存在する悪について、渾身の分析をする。表層的な共感を拒みながら、深い連帯を表現して感動をよび、本国フランスで「フェミナ賞」「高校生が選ぶゴンクール賞」などを受賞し、30言語で翻訳刊行予定の話題作。

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ネージュ・シンノ(Sinno,Neige) プロフィール

1977年、フランスの南アルプス地方オート=アルプ県生まれ。フランスとアメリカの大学で学ぶ。博士課程ではレイモンド・カーヴァー、リチャード・フォード、トバイアス・ウルフについて研究。2006年からメキシコ在住。作家、翻訳家(英語、スペイン語)。これまで小説『La Vie des rats(「鼠の人生」)』、『Le Camion(「トラック」)』、『La Realidad(「現実」)』を発表。『悲しき虎』で、フェミナ賞、高校生が選ぶゴンクール賞、ル・モンド文学賞、ストレーガ・エウロペオ賞など多数の賞を受賞。

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飛幡祐規(タカハタ・ユウキ) プロフィール

エッセイスト、ジャーナリスト、翻訳家。1956年東京生まれ。1974年渡仏。パリ第5大学にて文化人類学を、パリ第3大学にてタイ語・東南アジア文明を専攻。著書に『時間という贈りもの』、『それでも住みたいフランス』、『ふだん着のパリ案内』ほか。訳書にシャンタル・トマ『王妃に別れをつげて』、ヤニック・エネル『ユダヤ人大虐殺の証人ヤン・カルスキ』、ジャン=リュック・メランション『共同の未来』(共訳)ほか。フランス人の夫とパリ在住。

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