新着 秘儀(下)(新潮文庫)

マリアーナ・エンリケス/著、 宮崎真紀/訳
配信開始日: 2025/09/29
価格:1,265円(税込)
新潮文庫
諸外国文学 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ヒギ02シンチョウブンコ
シリーズ名: 秘儀
紙書籍ISBN:978-4-10-241062-2
異界と現実とを行き来し繰り広げられる、ラテンアメリカ文壇を席巻した恐怖の叙事詩!
〈教団(オルデン)〉創立家に生まれつきながら一族の残虐さに反発し不審死を遂げた母ロサリオ、霊媒行為が心臓疾患を悪化させ死を迎えた父フアン。両親を失ったガスパルは、父が隠してきた闇の向こう側の存在を知り、避け続けてきた〈教団〉と相まみえることを決意する――。独裁政権時代から九〇年代までのアルゼンチン史をも呑み込み、ジャンルを超えてラテンアメリカ文学界を席巻した闇の一大叙事詩!(解説・杉江松恋)

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マリアーナ・エンリケス(Enriquez,Mariana) プロフィール

1973年ブエノスアイレス生れ。ラ・プラタ大学卒業後、1995年に長篇小説Bajar es lo peorで作家デビュー。その後、『寝煙草の危険』(2009年)、『わたしたちが火の中で失くしたもの』(2016年)等の短篇集が国際的に評価され、ノンフィクションや伝記の分野でも活躍。超自然要素を取り入れつつ現実の不安や恐怖を描く手法は、カズオ・イシグロらに絶賛され、「アルゼンチンのホラー・プリンセス」「文学界のロック・スター」と称されている。

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宮崎真紀(ミヤザキ・マキ) プロフィール

東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。スペイン語圏と英米の文学/ノンフィクション翻訳家。デル・アルボル『終焉の日』、パルマ『怪物のゲーム』、ナバロ『兎の島』、エンリケス『寝煙草の危険』、シュウェブリン『救出の距離』など訳書多数。

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