書評
2026年6月号掲載
ダイアン津田『津田日記』刊行記念特集
喜怒哀楽、感情むき出しの365日はゴイゴイスー!
「名探偵津田」はじめ、いまやお茶の間の大人気者・ダイアン津田篤宏さん。超多忙な2025年の1年間、毎日綴った日記がこの度書籍化! “芸人本”の枠を超え文学性さえも感じられる『津田日記』から一部を特別公開します!(作家・津田のコメント付き)
対象書籍名:『津田日記』
対象著者:津田篤宏
対象書籍ISBN:978-4-10-356881-0
1月31日(金)
6時に起き羽田へ。第3ターミナルと思いこんでいたが第2ターミナルだった。韓国に着いて、ミョンドンで買い物と食事。鍋。夜スタッフと食事、カンジャンケジャンなど。買い物して終わり。うんこもらしそうになった。ちょいもれ。
僕はうんこを漏らしやすい。それもひとえに文豪たるゆえん。神経すり減らして執筆に夢中になっているからね。それにしても今焦ってます。こんなもの世に送り出していいのかって。へへへ。(津田)
2月1日(土)
朝から韓国ロケ。めちゃくちゃ食べた。IKKOさんと。楽しかった。すごい前向きで、いい人。IKKOさんをくさすようなツッコミしたくなかった。今から羽田へ。疲れてねる。
3月3日(月)
嫁と昼ごはん、天ぷら、天神橋。美味かった。嫁のメガネ買いに行く。ケーキやら、シュークリームやら、いろいろ買う。チラシ寿しを作り、ハマグリの吸い物作る。ひなまつり。
日記は一日の終わりにリビングでしたためていました。全裸で書くこともありました。文学ですね。気分が乗ってる日は公園で書いたりスタバで書いたり。新幹線で書いたり。場所は選びませんでした。文学なので。(津田)
5月22日(木)
ラジオ前に本の打ち合わせ。この日記を本にする事になりそう。できるのか? 打ち合わせ前にジムかゴルフの練習いこうと思ったけどやめた。ほんまに本になるんかな。
人生とは文学です。そして日記とは文学、文学とは日記だと敢えてここで明言します。そして『津田日記』は純文学といっても過言ではありません。(津田)
6月17日(火)
ゴルフ行った。2日連チャン楽しすぎた。夜関町と飲み。関町がループで来た。刺身盛り頼んだら俺が取るやつの後に続いて取っていく。マグロを食べたらマグロを、鯛を食べたら鯛を食べる。ちょっとイラつく。刺身盛り合わせで嫌だ。自分の好きなものを食べてほしい。
今年はもっとゴルフに行きたい! この本が売れればもっと行けます。どうかみなさん、僕をもっとゴルフに行かせてください!(津田)
7月8日(火)
ロケ、「ダイアンなり」。暑すぎてびびった。もうこの年になるとこの暑さのロケはヤバい。夜子どもたちにハンバーグ作って、嫁とイタリアンに飲みに行く。いそがしそうだったから気を使って早めに出た。
8月6日(水)
ゴルフ、トシさんと。あんまりよくなかった。やばかった。終わり家でゆっくりする。配信しようとしたがやめる。脳を休めないと。
芸人の葛藤、苦悩、思い……すべてが詰め込まれています。言うたら(又吉直樹の)『火花』です。『津田日記』は別名『バナヒ』と名付けましょう。(津田)
10月12日(日)
名探偵のロケ。過去に行ったりめちゃくちゃ。
10月13日(月・祝)
名探偵ロケ、3日続くとは。しんどすぎた。なんとか終わって大阪へ。焼肉食べる。毎回、一千万のCMで騙されている。頭には常にマイナス一千万の文字がちらつく。
名探偵津田はしんどい。終わる時間が分からない仕事が一番苦手。かきむしって「イー──!」ってなります。マイナス一千万はいまも当然ちらついている。おかげさまで色んなCMやらせてもらっていますが、僕の取り分なんて本当に少ないんです。ほんっと少ない。しんどい。ほんまにしんどいです。一千万ください。この本が何冊売れたら一千万もらえるんでしょうか……はぁ。しんどい。(津田)
12月14日(日)
「みんなの動物園」のロケ。犬かわいかった。心ちょっとだけゆるしてくれた。ボランティアの女の子たちすばらしかった。うちの子もああなってほしい。
12月20日(土)
休み。昼に息子のクリスマスプレゼントでスイッチ2を探しに。いろいろ回る覚悟で家を出た。1軒目ですぐ見つかった!! 時間を持て余した。すぐ帰ってひるめし食べた。夜メシに行く。ええ一日だった。
『津田日記』改め『バナヒ』は僕の素っ裸を見られるようでちょっと恥ずかしいですが、読んで損はさせません! 買ってくれた方にはスーを差し上げます!(津田)
(つだ・あつひろ)


