ポール・オースター(Auster,Paul)
(1947-2024)1947年、ニュージャージー州ニューアーク生まれ。コロンビア大学で英文学と比較文学を専攻。大学院中退後にフランスに渡る。詩、評論、翻訳等を手がけたあと、1985年から1986年にかけての「ニューヨーク三部作」(『ガラスの街』『幽霊たち』『鍵のかかった部屋』)で小説家として世界的に注目を集める。以後、現代アメリカ文学を代表する作家として活躍し、『孤独の発明』『ムーン・パレス』『偶然の音楽』『リヴァイアサン』『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』『幻影の書』『オラクル・ナイト』『ブルックリン・フォリーズ』『写字室の旅/闇の中の男』『冬の日誌/内面からの報告書』『インヴィジブル』『サンセット・パーク』など多数の著作が邦訳されている。2024年死去。
書籍一覧
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4 3 2 12024/11/287,150円(税込)
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冬の日誌/内面からの報告書(新潮文庫)2023/12/251,155円(税込)
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写字室の旅/闇の中の男(新潮文庫)2022/08/29880円(税込)
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幽霊たち(新潮文庫)2020/07/10473円(税込)
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ムーン・パレス(新潮文庫)2020/07/10924円(税込)
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ガラスの街(新潮文庫)2020/07/10605円(税込)
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ブルックリン・フォリーズ(新潮文庫)2020/07/10880円(税込)
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サンセット・パーク2020/03/062,420円(税込)
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インヴィジブル2018/10/122,310円(税込)
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