私家版 差別語辞典(新潮選書)

上原善広/著
配信開始日: 2011/11/25
価格:1,056円(税込)
新潮選書
日本語 文化史・文化論 民俗学 社会 用語辞典 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:シカバンサベツゴジテンシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603679-8
「差別する言葉」はなぜ生まれ、なぜ消えていったのか?
被差別部落に根ざす隠語、あるいは心身障害や職業にまつわる言葉をめぐり、語源や歴史的背景、どこでどのように使われてきたのかなどを具体的に解説。また抗議と自主規制により「消えた言語」となってしまった現状も抉る。“路地”に出自を持ち、「差別の現場」を精力的に取材し続けてきた著者だからこそ書けた「言葉」たちの総覧。

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上原善広(ウエハラ・ヨシヒロ) プロフィール

1973(昭和48)年、大阪府生れ。大阪体育大学卒業後、ノンフィクション作家となる。2010(平成22)年、『日本の路地を旅する』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2012年雑誌ジャーナリズム賞大賞受賞。主な著書に『被差別の食卓』『聖路加病院訪問看護科 11人のナースたち』『異形の日本人』『私家版 差別語辞典』『異邦人 世界の辺境を旅する』『被差別のグルメ』『一投に賭ける 溝口和洋、最後の無頼派アスリート』『発掘狂騒史 「岩宿」から「神の手」まで』『差別と教育と私』『カナダ 歴史街道をゆく』『辺境の路地へ』『断薬記 私がうつ病の薬をやめた理由』などがある。

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