生物学的文明論(新潮新書)

本川達雄/著
配信開始日: 2011/12/16
価格:660円(税込)
新潮新書
科学一般 生物学 文化史・文化論 環境 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:セイブツガクテキブンメイロンシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610423-7
ヒトはそれほど賢いか? 『ゾウの時間 ネズミの時間』から20年、現代人必読の画期的論考。
豊かな海をはぐくむサンゴ礁にも、日夜潮だまりで砂を噛むナマコにも、あらゆる生きものには大切な意味がある。それぞれに独特な形、サイズとエネルギーと時間の相関関係、そして生物学的寿命をはるかに超えて生きる人間がもたらす、生態系への深刻な影響……。技術と便利さを追求する数学・物理学的発想ではなく、生物学的発想で現代社会を見つめ直す画期的論考。

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本川達雄(モトカワ・タツオ) プロフィール

1948(昭和23)年宮城県生まれ。東京大学理学部生物学科卒。琉球大学助教授など経て、東京工業大学大学院生命理工学研究科教授。著書に『ゾウの時間 ネズミの時間』『時間』『歌う生物学』『サンゴとサンゴ礁のはなし』『世界平和はナマコとともに』など。

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