「線」の思考―鉄道と宗教と天皇と―(新潮文庫)

原武史/著
配信開始日: 2023/04/26
価格:737円(税込)
新潮文庫
ノンフィクション一般 宗教 文化史・文化論 地理 鉄道
作品カナ:センノシコウテツドウトシュウキョウトテンノウトシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-134582-6
鉄道だから日本が見えた! 死角に隠された地下水脈をめぐる鉄旅ツアー。
なぜ小田急江ノ島線沿線にはカトリック教会や女学校が多いのか。JR阪和線沿線にはなぜ古代から現代までの歴代天皇の足跡が豊かに残るのか。JR山陽本線沿線の内陸部に多くの新宗教が発生したのはなぜなのか――。鉄路という「線」に沿い、地を這うように移動し、考えることで、歴史の死角に隠された地下水脈が発掘される。旅情をそそり、知的興奮のとまらない歴史紀行ミステリー・ツアー。(解説・山本理顕)

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原武史(ハラ・タケシ) プロフィール

1962(昭和37)年、東京都生れ。早稲田大学政治経済学部卒業。国立国会図書館、日本経済新聞社勤務を経て東京大学大学院博士課程中退。2023年4月現在、放送大学教授、明治学院大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。著書『昭和天皇』(司馬遼太郎賞受賞)『滝山コミューン一九七四』(講談社ノンフィクション賞受賞)『「民都」大阪対「帝都」東京』(サントリー学芸賞受賞)『大正天皇』(毎日出版文化賞受賞)『鉄道ひとつばなし』『皇居前広場』『〈出雲〉という思想』『可視化された帝国』『皇后考』『「昭和天皇実録」を読む』『地形の思想史』『「線」の思考』など多数。

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