祝 三陸鉄道全線復活! 三陸の空は青く、高かった―新潮45eBooklet
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作品カナ:シュクサンリクテツドウゼンセンフッカツサンリクノソラハアオクタカカッタシンチョウ45イーブックレット
北リアス線を宮古から北へ。高千穂鉄道の廃線に立ち会った作家の目に、三鉄復活はどう映ったか。
東日本大震災からまる3年をかけて、みごとに全線復活をとげた三陸鉄道。開通した北リアス線に乗りこみ、宮古から久慈へのディーゼル車に揺られる筆者の脳裏をよぎるのは、年間7000万円の赤字を理由に廃線となった宮崎県・高千穂鉄道だ。いまはその廃線跡地を活用する会社「高千穂あまてらす鉄道」の社長も務めている作家の目には、「さんてつ」復活の光景はどのように映ったのか。
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高山文彦(タカヤマ・フミヒコ) プロフィール
1958(昭和33)年、宮崎県高千穂生れ。学生時代は探険部に所属。1995(平成7)年と1998年の二度にわたり雑誌ジャーナリズム賞の作品賞を受賞。1999年刊の『火花 北条民雄の生涯』で大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞を受賞。他の作品に『地獄の季節』『いのちの器』『「少年A」14歳の肖像』『宿命の子 笹川一族の神話』『ふたり 皇后美智子と石牟礼道子』『生き抜け、その日のために 長崎の被差別部落とキリシタン』『宿命の戦記 笹川陽平、ハンセン病制圧の記録』など。高千穂あまてらす鉄道の社長として、地域創成に取り組んでいる。