言葉の海へ(新潮文庫)

高田宏/著
配信開始日: 2002/03/01
価格:495円(税込)
新潮文庫
ドキュメンタリー 伝記・人物伝
作品カナ:コトバノウミヘシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-133301-4
子を失い、妻に先立たれながら、17年間を費し、わが国初の近代的国語辞書『言海』を完成させた男の物語。大佛賞・亀井賞受賞。
国語の統一こそ一国の独立の標識なのだ。日本が近代国家となるためにも、一日も早くこの辞書を完成しなければならぬ……。子を失い、妻に先立たれながら、17年間を費し、遂に明治24年、大槻文彦はわが国初の近代的国語辞書『言海』を完成させた。〈近代国家・日本〉の確立に献身した一人の明治人の姿を、激動の時代に重ね合せて感動的に描き出す。大佛次郎賞・亀井勝一郎賞受賞。

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高田宏(タカダ・ヒロシ) プロフィール

(1932-2015)作家、編集者。京都市生れ。京都大学文学部仏文学科卒業。1964(昭和39)年から11年間、PR誌『エナジー』を編集。歴史小説をはじめ、『われ山に帰る』『木に会う』など、樹木・森・島・旅・雪などの自然、猫などをテーマに数多くの著作がある。日本ペンクラブ理事、将棋ペンクラブ会長を務めた。

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