虎屋 和菓子と歩んだ五百年(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
日本史
作品カナ:トラヤワガシトアユンダゴヒャクネンシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610132-8
紙書籍ISBN:978-4-10-610132-8
光琳が贈った、西鶴が書いた、渋沢栄一が涙した――。「人」で味わうお菓子の日本史。
室町時代に京都で創業し、五世紀にわたり和菓子の最高級ブランドであり続けてきた虎屋。羊羹で知られる老舗の顧客は、歴代天皇や皇族をはじめ、将軍、大名、財閥や陸海軍、やがては大衆へと広がっていった。それはまさに、時代の中心の変遷でもある。虎屋の菓子を愛した人々と、その菓子を創り守った人々のエピソードを通じて十七代当主が綴る「人と和菓子の日本史」。
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黒川光博(クロカワ・ミツヒロ) プロフィール
「虎屋」代表取締役社長。1943年、東京都生まれ。虎屋十七代。学習院大学法学部を卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)勤務を経て1969年、虎屋に入社した。1991年より同社代表取締役社長に。全国和菓子協会会長、全日本菓子協会副会長、一般社団法人日本専門店協会会長等を務めた。著書に『虎屋 和菓子と歩んだ五百年』がある。幼少より親交のあった寛仁親王殿下のご著書『今ベールを脱ぐ ジェントルマンの極意』では服飾談義を展開している。東京在住、一男二女の父。