アーカイブ指揮者の役割―ヨーロッパ三大オーケストラ物語―（新潮選書）
新潮選書
芸術一般
音楽
TTS（読み上げ）対応
作品カナ：シキシャノヤクワリヨーロッパサンダイオーケストラモノガタリシンチョウセンショ
紙書籍ISBN：978-4-10-603688-0
紙書籍ISBN：978-4-10-603688-0
指揮者は音を出さない不思議な音楽家。では一体、何をしているのか？
オーケストラにとって指揮者は不可欠のカリスマか、それとも単なる裸の王様か？ どんな能力と資質が必要とされるのか？ ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、コンセルトヘボー管弦楽団を舞台に、フルトヴェングラーからカラヤン・小澤をへてゲルギエフまで――巨匠たちの仕事と人間性の秘密に迫る。
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中野雄（ナカノ・タケシ） プロフィール
1931年、長野県松本市生まれ。音楽プロデューサー。東京大学法学部を卒業後、日本開発銀行をへて、オーディオ・メーカー「ケンウッド」の代表取締役ＣＦＯ、昭和音楽大学・津田塾大学講師を歴任。ＬＰ・ＣＤの制作でウィーン・モーツァルト協会賞など受賞多数。著書に『丸山眞男 音楽の対話』『モーツァルト 天才の秘密』『ウィーン・フィル 音と響きの秘密』（いずれも文春新書）がある。
