もののけの正体―怪談はこうして生まれた―(新潮新書)
新潮新書
社会
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作品カナ:モノノケノショウタイカイダンハコウシテウマレタシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610381-0
紙書籍ISBN:978-4-10-610381-0
鬼、天狗、見越し入道、豆腐小僧、水の精、コロボックル、キジムナー、アカマタ……妖怪たちの誕生の秘密!
鬼に襲われた、天狗に出くわした、河童を目撃した……ほんの数十年前まで、多くの日本人が、妖怪や幽霊など「もののけ」の存在を信じ、体験や伝説を語り継いできた。もののけたちはどうやって生まれてきたのか。日本の怪談や奇談の数々から民俗学的な視点で、その起源の謎に迫る。日本古来の妖怪や魔物をはじめ、江戸時代の化物、琉球地方や蝦夷地のアイヌに伝わるもののけも多数紹介! 日本人の恐怖の源泉を解き明かす。
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原田実(ハラダ・ミノル) プロフィール
1961(昭和36)年広島県生まれ。歴史研究家。龍谷大学文学部卒、広島大学研究生・昭和薬科大学助手を経て著述業。『トンデモ日本史の真相』『トンデモ偽史の世界』『日本化け物史講座』『「古事記」異端の神々』など著書多数。「と学会」会員。