白雪姫―グリム童話集I―(新潮文庫)

グリム兄弟/著、 植田敏郎/訳
配信開始日: 2012/05/11
価格:528円(税込)
新潮文庫
ドイツ文学 ドラマ・映画・アニメ関連 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:シラユキヒメグリムドウワシュウ01シンチョウブンコ
シリーズ名: グリム童話集
紙書籍ISBN:978-4-10-208301-7
孤独、殺意、ねたみ、善意と愛情。そのすべてがつまった小宇宙がここに。
ドイツ民衆の口から口へと語りつがれてきたメルヘンを、こまめな熱意をもって収集し、文学的才能によってナイーヴな詩に高めたグリム兄弟。本書は、世界中に愛読されるグリム童話のなかから、表題作をはじめ、『歌う骨』『金の鵞鳥』『強力ハンス』『勇ましい豆仕立屋』『灰だらけ姫』『千匹皮』『鉄のハンス』『金の鳥』『藁と炭といんげん豆』など23編を収録した傑作集である。

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グリム兄弟(Grimm,Jacob Grimm,Wilhelm) プロフィール

●ヤーコプ・グリム(1785-1863) ●ヴィルヘイム・グリム(1786-1859) ドイツの文献学者、言語学者。ハーナウの弁護士の家に生る。学究肌の兄ヤーコプと詩人肌の弟ヴィルヘルムは、常に行を共にし、ドイツ民族の魂の発露たるものの収集、刊行、研究に情熱を注ぎ、ゲルマン文献学に大きな功績を遺した。その成果は『子供と家庭のための童話』『ドイツ伝説集』、代々の学者に引きつがれて1961年に完成した『ドイツ語辞典』等。兄には大作『ドイツ語文法』もある。

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植田敏郎(ウエダ・トシロウ) プロフィール

(1908-1992)広島生れ。東京帝大独文科卒。1931年渡欧、ウィーン大学等で学ぶ。専門はゲーテ時代のドイツ文学で、学習院大、一橋大教授等を歴任。一方日独の児童文学の架け橋となる著作翻訳を行った。翻訳文化賞等受賞多数。

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