鬼麿斬人剣(新潮文庫)

隆慶一郎/著
配信開始日: 2013/01/01
価格:693円(税込)
新潮文庫
時代小説 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:オニマロザンジンケンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-117412-9
隆慶一郎史上最強の男あらわる! 悪鬼の如く迫り来る伊賀者軍団を必殺斬人剣が迎え撃つ。
山中に捨てられ、長じて名刀工・源清麿に師事した巨躯の野人・鬼麿は、亡き師が心ならずも遺した数打ちの駄刀を諸国に捜し、切り捨てる旅に出た。様(ためし)剣術独特の構えから繰り出されるその長刀は、人も刀も石をも鉄も瞬時に切り裂く。中山道、野麦街道、丹波路、山陰道と、師の足跡を追い、女を惹きつけ、伊賀者に追われつつ、異色のヒーローが繰り広げる斬人剣八番勝負。

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隆慶一郎(リュウ・ケイイチロウ) プロフィール

(1923-1989)東京生れ。東大文学部仏文科卒。在学中、辰野隆、小林秀雄に師事する。編集者を経て、大学で仏語教師を勤める。中央大学助教授を辞任後、本名・池田一朗名で脚本家として活躍。映画「にあんちゃん」の脚本でシナリオ作家協会賞受賞。1984(昭和59)年、『吉原御免状』で作家デビュー。1989(平成元)年には『一夢庵風流記』で柴田錬三郎賞を受賞。時代小説界に一時代を画すが、わずか5年の作家活動で急逝。

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