憂鬱の文学史
単行本
評論一般
文学論
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作品カナ:ユウウツノブンガクシ
紙書籍ISBN:978-4-10-313481-7
紙書籍ISBN:978-4-10-313481-7
憂鬱という感情を、文学はどのように表現したか。
「憂き我をさびしがらせよ秋の寺」から320年、『三四郎』から100年、『田園の憂鬱』から90年、人間にまとわりつく憂鬱という感情を文学はどのように表現したのだろう。
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菅野昭正(カンノ・アキマサ) プロフィール
1930年、横浜生れ。東京大学文学部フランス文学科卒業。東京大学教授、白百合女子大学教授を経て、現在は世田谷文学館館長。日本芸術院会員。著書に『ステファヌ・マラルメ』(読売文学賞)、『永井荷風巡歴』(やまなし文学賞)、『変容する文学のなかで 文芸時評』(全3巻)など。訳書にクロード・シモン『ファルサロスの戦い』、ミラン・クンデラ『不滅』、ル・クレジオ『アフリカのひと』など多数。