青いパステル画の男

アントワーヌ・ローラン/著、 吉田洋之/訳
配信開始日: 2022/12/21
価格:1,870円(税込)
新潮クレスト・ブックス
フランス文学
作品カナ:アオイパステルガノオトコ
紙書籍ISBN:978-4-10-590185-1
もしも別の人生を生きられるなら――。フランス発、大人のおとぎ話第三弾。
パリの弁護士ショーモンは古いモノが好き。仕事は順調、稼ぎも良いが、趣味の骨董収集に妻も周囲も全く関心を持ってくれない。ある日、自分そっくりの18世紀の肖像画を落札したショーモンは、その男の正体を探す旅のなかで、奇妙な偶然に巻き込まれていく……。『赤いモレスキンの女』の著者による鮮烈なデビュー作。

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アントワーヌ・ローラン(Laurain,Antoine) プロフィール

1972年パリ生まれ。大学で映画を専攻後、シナリオを書きながら短編映画を撮り、パリの骨董品屋で働く。『青いパステル画の男』で作家デビューし、ドゥルオー賞を受賞。『煙と死』『ノスタルジーの交差点』に続く『ミッテランの帽子』でランデルノー賞、ルレ・デ・ヴォワイヤジュール賞を受賞、世界的に注目を集めた。次作の『赤いモレスキンの女』も20ヵ国以上で翻訳され、ドイツ語版はベストセラーとなり、イタリア語版でジュゼッペ・アチェルビ賞を受賞した。

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吉田洋之(ヨシダ・ヒロユキ) プロフィール

1973年東京生まれ。パリ第3大学学士・修士課程修了、同大学博士課程中退。フランス近現代文学専攻。訳書にアントワーヌ・ローラン『ミッテランの帽子』『赤いモレスキンの女』、エリック・フォトリノ『光の子供』がある。

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