ふたつの海のあいだで

カルミネ・アバーテ/著、 関口英子/訳
配信開始日: 2017/10/06
価格:2,090円(税込)
新潮クレスト・ブックス
イタリア文学
作品カナ:フタツノウミノアイダデ
紙書籍ISBN:978-4-10-590135-6
喪われた伝説の宿と、一族の記憶。その再生に人生を賭けた、ひとりの男。
ティレニア海とイオニア海を見下ろす場所に、かつて存在した《いちじくの館》。焼失したこの宿の再建を目指す祖父と孫を中心とする数世代にわたる旅は、時に交差し、時に分かれて、荒々しくも美しい軌跡を描いてゆく――。豊饒なイメージと響き渡るポリフォニー。イタリアの注目作家による、土地に深く根差した強靱な物語。

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カルミネ・アバーテ(Abate,Carmine) プロフィール

1954年、イタリア南部カラブリア州の小村カルフィッツィ生まれ。少数言語アルバレシュ語の話される環境で育ち、イタリア語は小学校で学ぶ。バーリ大学で教員免許を取得、ドイツ・ハンブルクでイタリア語教師となり、1984年にドイツ語で初めての短篇集を発表。その後、イタリア語で執筆した『円舞』(1991)で本格的に小説家としてデビュー。『ふたつの海のあいだで』(2002)が高い評価を得て、『帰郷の祭り』(2004)でカンピエッロ賞最終候補に。2012年、『風の丘』で第50回カンピエッロ賞受賞。

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関口英子(セキグチ・エイコ) プロフィール

埼玉県生まれ。翻訳家。訳書にディーノ・ブッツァーティ『神を見た犬』、プリーモ・レーヴィ『天使の蝶』、イタロ・カルヴィーノ『マルコヴァルドさんの四季』、カルミネ・アバーテ『風の丘』『ふたつの海のあいだで』、パオロ・コニェッティ『帰れない山』、ドメニコ・スタルノーネ『靴ひも』など。『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』で第一回須賀敦子翻訳賞受賞。

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