赤いモレスキンの女

アントワーヌ・ローラン/著、 吉田洋之/訳
配信開始日: 2020/12/21
価格:1,980円(税込)
新潮クレスト・ブックス
フランス文学
作品カナ:アカイモレスキンノオンナ
紙書籍ISBN:978-4-10-590170-7
男はバッグの落とし主に恋をした。手がかりは赤い手帳とモディアノのサイン本。
パリの書店主ローランが道端で女物のバッグを拾った。中身はパトリック・モディアノのサイン本と香水瓶、クリーニング屋の伝票と、文章が綴られた赤い手帳。バツイチ男のローランは女が書き綴った魅惑的な世界に魅せられ、わずかな手がかりを頼りに落とし主を探し始める。英王室カミラ夫人も絶賛、洒脱な大人のおとぎ話第二弾。

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アントワーヌ・ローラン(Laurain,Antoine) プロフィール

1972年パリ生まれ。大学で映画を専攻後、シナリオを書きながら短編映画を撮り、パリの骨董品屋で働く。『青いパステル画の男』で作家デビューし、ドゥルオー賞を受賞。『煙と死』『ノスタルジーの交差点』に続く『ミッテランの帽子』でランデルノー賞、ルレ・デ・ヴォワイヤジュール賞を受賞、世界的に注目を集めた。次作の『赤いモレスキンの女』も20ヵ国以上で翻訳され、ドイツ語版はベストセラーとなり、イタリア語版でジュゼッペ・アチェルビ賞を受賞した。

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吉田洋之(ヨシダ・ヒロユキ) プロフィール

1973年東京生まれ。パリ第3大学学士・修士課程修了、同大学博士課程中退。フランス近現代文学専攻。訳書にアントワーヌ・ローラン『ミッテランの帽子』『赤いモレスキンの女』、エリック・フォトリノ『光の子供』がある。

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