アンデルセン物語―食卓に志を運ぶ「パン屋」の誇り―
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作品カナ:アンデルセンモノガタリショクタクニココロザシヲハコブパンヤノホコリ
紙書籍ISBN:978-4-10-303152-9
紙書籍ISBN:978-4-10-303152-9
「商品を売る前に生活を売る」「幻を具現化することが仕事である」──。
日本で初めてデニッシュペストリーを作って販売、画期的な発酵冷凍技術を開発してその特許を惜しげもなく開放、被爆建物を買い取っての店舗化、日本初のセルフサービス方式の導入、「100年農場」の創設……。この国のパン食生活文化の普及と変革に尽力してきた先駆的なベーカリーの軌跡を辿り、創業以来の志の芯を描き出す。
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一志治夫(イッシ・ハルオ) プロフィール
1956年長野県松本市生まれ、東京都三鷹市育ち。早稲田大学教育学部中退後、「現代」記者等を経て、ノンフィクション作家に。『狂気の左サイドバック』で第一回小学館ノンフィクション大賞受賞。他の著書に、『たったひとりのワールドカップ――三浦知良、1700日の闘い』(幻冬舎文庫)、『魂の森を行け――3000万本の木を植えた男の物語』(集英社インターナショナル)、『失われゆく鮨をもとめて』(新潮社)、『庄内パラディーゾ――アル・ケッチァーノと美味なる男たち』(文藝春秋)、『幸福な食堂車――九州新幹線のデザイナー 水戸岡鋭治の「気」と「志」』(プレジデント社)等。