私という小説家の作り方(新潮文庫)

大江健三郎/著
配信開始日: 2014/03/14
価格:484円(税込)
新潮文庫
エッセイ・随筆 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ワタシトイウショウセツカノツクリカタシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-112621-0
Dear Mr.Oe,あなたの小説の「僕」は、私小説の「私」と同じものですか? それはIやJeに置き換えられますか? 『死者の奢り』の語り手は、なぜ「僕」なのか? 『個人的な体験』の語り手は、なぜ「鳥」なのか?
小説中の「僕」とは誰か? ジャーナリズムや批評家をアテにせず小説を書いていくには? なぜ多くの引用をするのか? 失敗作はどれか? ――『奇妙な仕事』以来40年に及ぶ小説家生活を経て、いまなお前進を続ける著者が、主要作品の創作過程と小説作法を詳細に語り、作家人生を支えてきた根源の力を初めて明かにする。文学を生きる糧とする読者へ贈る「クリエイティヴな自伝」。

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大江健三郎(オオエ・ケンザブロウ) プロフィール

(1935-2023)1935(昭和10)年、愛媛県生れ。東京大学文学部仏文科卒業。在学中に「奇妙な仕事」で注目され、1958年「飼育」で芥川賞を受賞。1994(平成6)年ノーベル文学賞受賞。主な作品に『個人的な体験』『万延元年のフットボール』『洪水はわが魂に及び』『懐かしい年への手紙』『「燃えあがる緑の木」三部作』『「おかしな二人組(スゥード・カップル)」三部作』『水死』『晩年様式集(イン・レイト・スタイル)』などがある。

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