永遠の都1―夏の海辺―(新潮文庫)

加賀乙彦/著
配信開始日: 2014/04/18
価格:803円(税込)
新潮文庫
文芸一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:エイエンノミヤコ01ナツノウミベシンチョウブンコ
シリーズ名: 永遠の都
紙書籍ISBN:978-4-10-106707-0
著者のライフワークである『岐路』『小暗い森』『炎都』の三部作を、『永遠の都』という総タイトルで刊行した文庫版(全七巻)、電子化!
元海軍軍医の時田利平は、大正2年、三田綱町に開業。外科医の名声と妻菊江の実務で、時田病院は驚異的に拡張している。昭和10年、利平の長女で3人の男児の母親の初江は一高生の甥と密通し、次女夏江は陸軍中尉・脇敬助との結婚を諦めた…。

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加賀乙彦(カガ・オトヒコ) プロフィール

(1929-2023)1929(昭和4)年、東京生まれ。東京大学医学部卒業。1957年から1960年にかけてフランスに留学、パリ大学サンタンヌ病院と北仏サンヴナン病院に勤務した。犯罪心理学・精神医学の権威でもある。著書に『フランドルの冬』『帰らざる夏』(谷崎潤一郎賞)、『宣告』(日本文学大賞)、『湿原』(大佛次郎賞)、『錨のない船』など多数。『永遠の都』で芸術選奨文部大臣賞を受賞、続編である『雲の都』で毎日出版文化賞特別賞を受賞した。

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