終わりの始まり──ローマ人の物語[電子版]XI
単行本
文芸一般
戦記小説
西洋史
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ローマジンノモノガタリデンシバン11オワリノハジマリ
シリーズ名: ローマ人の物語[電子版]
紙書籍ISBN:978-4-10-309620-7
シリーズ名: ローマ人の物語[電子版]
紙書籍ISBN:978-4-10-309620-7
長すぎた平和にしのびよる衰亡の影――。なぜ「哲人皇帝」の時代に衰亡が始まったのか。従来の史観を覆す新「ローマ帝国衰亡史」の幕開け。
広大な版図を誇り、平和と安定を享受した五賢帝時代。その掉尾を飾り、「哲人皇帝」としても名高いマルクス・アウレリウスの治世は、配慮と協調を尊んだことで、後世からも高い評価を得てきた。しかし、その彼の時代に、ローマ帝国衰亡への序曲が始まっていたのだとしたら……? 現代にも通じる鋭い洞察に裏打ちされた、一級の指導者論。 ※当電子版は単行本第XI巻(新潮文庫第29、30、31巻)と同じ内容です。
購入サイト
塩野七生(シオノ・ナナミ) プロフィール
1937年7月7日、東京生れ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。1968年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。1982年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。1983年、菊池寛賞。1992年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくむ(2006 年に完結)。1993年、『ローマ人の物語I』により新潮学芸賞。1999年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。2007年、文化功労者に選ばれる。2008ー2009年、『ローマ亡き後の地中海世界』(上・下)を刊行。2011年、「十字軍物語」シリーズ全4冊完結。2013年、『皇帝フリードリッヒ二世の生涯』(上・下)を刊行。2017年、「ギリシア人の物語」シリーズ全3巻を完結させた。
この著者の書籍
文芸一般のおすすめ書籍
戦記小説のおすすめ書籍
-
Julius Caesar: The Rubicon Crossed - The Story of the Roman People vol. V2014/11/281,540円(税込)
-
ローマは一日にして成らず──ローマ人の物語[電子版]I2014/04/25979円(税込)
-
ユリウス・カエサル ルビコン以前──ローマ人の物語[電子版]IV2014/07/041,540円(税込)
-
The Empire in Confusion - The Story of the Roman People vol. XII2016/02/151,540円(税込)
-
The Beginning of the End - The Story of the Roman People vol. XI2016/02/151,540円(税込)