和歌で愛しむ日本の秋冬

松本章男/著
配信開始日: 2014/11/14
価格:1,936円(税込)
単行本
評論一般 文学論
作品カナ:ワカデイトシムニホンノアキフユ
紙書籍ISBN:978-4-10-370803-2
雲に隠れがちな中秋の名月と九月十三日のあとの月――心にしむのはどちら?
織姫星と彦星の年に一度の逢瀬。道を見失うほど生い茂る萩の下露。時雨によって染められる木々の紅葉。三たびまで色を変えて咲く白菊。景色に一面の銀世界をもたらす雪。風の気配に秋を知り、初霜に冬を体感してきた日本人が、長年にわたって和歌に詠みつづけてきた秋冬の彩りを、自らの体験を懐かしみつつ味わい深く語る。

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松本章男(マツモト・アキオ) プロフィール

昭和6年、京都市生まれ。京都大学文学部仏文科卒。出版社勤務を経て文筆業に。平成21年、『西行 その歌その生涯』でやまなし文学賞受賞。

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