知の訓練―日本にとって政治とは何か―(新潮新書)

原武史/著
配信開始日: 2015/01/23
価格:660円(税込)
新潮新書
政治 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:チノクンレンニホンニトッテセイジトハナニカシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610578-4
天皇から性まで。「日本の根源」に迫る、白熱講義! この国の究極の支配者はだれか――。
“知”を鍛えれば、「この国のかたち」がはっきりと見えてくる――。西洋から輸入した国会中心の「政治(ポリティックス)」と、天皇中心の「政事(まつりごと)」。両者がせめぎ合い、日本という国は形作られてきた。「なぜ皇居前で暴動が起きないのか」「伊勢神宮vs.出雲大社」「アメリカ化する地方」等、都市や宗教、時間、性といった私たちの日常に隠れた「政治」の重要性を説き明かす。長年の研究成果を惜しみなく盛り込んだ、“学び”の喜び溢れる白熱講義!

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原武史(ハラ・タケシ) プロフィール

1962(昭和37)年、東京都生れ。早稲田大学政治経済学部卒業。国立国会図書館、日本経済新聞社勤務を経て東京大学大学院博士課程中退。2023年4月現在、放送大学教授、明治学院大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。著書『昭和天皇』(司馬遼太郎賞受賞)『滝山コミューン一九七四』(講談社ノンフィクション賞受賞)『「民都」大阪対「帝都」東京』(サントリー学芸賞受賞)『大正天皇』(毎日出版文化賞受賞)『鉄道ひとつばなし』『皇居前広場』『〈出雲〉という思想』『可視化された帝国』『皇后考』『「昭和天皇実録」を読む』『地形の思想史』『「線」の思考』など多数。

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