亡国の密約―TPPはなぜ歪められたのか―

山田優/著、 石井勇人/著
配信開始日: 2016/12/09
価格:1,320円(税込)
単行本
政治 外交
作品カナ:ボウコクノミツヤクティーピーピーハナゼユガメラレタノカ
紙書籍ISBN:978-4-10-334252-6
日本は何を守り、何を犠牲にしてきたのか? 極秘資料が明かす外交交渉の裏側。
1990年代、コメの市場開放要求をかわすため、日本は米国とある密約を結んだ。「聖域」を守る代償として、米国に大きな実利を差し出すスキームは、その後20年余りの間に、農業のみならず金融、保険、医療分野にも拡大。その結果、TPPでも日本は大幅な譲歩を余儀なくされた。亡国の危機すらはらんだシナリオの全容に迫る。

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山田優(ヤマダ・マサル) プロフィール

1955年、東京都生まれ。東京農工大学連合大学院博士課程修了。米フロリダ大学、テキサス農工大学客員研究員、日本農業新聞記者などを経て、農業ジャーナリスト。明治大学兼任講師。

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石井勇人(イシイ・ハヤト) プロフィール

1958年、岐阜市生まれ。東京大学文学部卒業後、一般社団法人共同通信社に入社し、ワシントン支局駐在、経済部次長、編集委員兼論説委員などを経て2011年6月から前橋支局長。水産政策審議会委員、農林漁業保険審査会委員など歴任。共訳に『通商戦士 米通商代表部(USTR)の世界戦略』(1996年、株式会社共同通信社、原題:The Trade Warriors)。

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