芥川症(新潮文庫)

久坂部羊/著
配信開始日: 2017/06/16
価格:605円(税込)
新潮文庫
文芸一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:アクタガワショウシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-120342-3
「他生門」「耳」「クモの意図」。名作が、傑作医療エンタテインメントとして甦る。
父の死因とは一体何だったのか? 食い違う医師・看護師の証言。真相を求め、息子はさまよう(「病院の中」)。多額の募金を得て渡米、心臓移植を受けた怠け者の男と支援者たちが巻き起こす悲喜劇(「他生門」)。芸術を深く愛するクリニック院長と偏屈なアーティストが出会ったとき(「極楽変」)。芥川龍之介の名短篇に触発された、前代未聞の医療エンタテインメント。黒いユーモアに河童も嗤う全七篇。

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久坂部羊(クサカベ・ヨウ) プロフィール

(1955-)大阪府生まれ。大阪大学医学部卒。外科医、麻酔科医を経て、外務省に入省。在外公館にて医務官を務める。2003年、『廃用身』で作家デビュー。2014年、『悪医』で日本医療小説大賞を受賞。ほかに『破裂』『神の手』『芥川(あくたがわ)症』『老父よ、帰れ』『善医の罪』『MR』などの作品がある。2024年5月現在は健診センターにて非常勤勤務。

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