ワシントンハイツ―GHQが東京に刻んだ戦後―(新潮文庫)
新潮文庫
ノンフィクション一般
日本史
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ワシントンハイツジーエイチキューガトウキョウニキザンダセンゴシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-135986-1
紙書籍ISBN:978-4-10-135986-1
焼け野原に出現した「アメリカ」は日本人の心に何を植え付けたのか。日本エッセイスト・クラブ賞受賞。
終戦からほどなく、東京の真ん中に827戸を擁する米軍家族住宅エリアが出現した。その名も「ワシントンハイツ」。「日本の中のアメリカ」の華やかで近代的な生活は、焼け野原の日本人にアメリカ的豊かさへの憧れを強烈に植え付けた。現代日本の「原点」ともいうべき占領期を、日米双方の新資料と貴重な証言から洗いなおした傑作ノンフィクション。日本エッセイスト・クラブ賞受賞。
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秋尾沙戸子(アキオ・サトコ) プロフィール
名古屋市生まれ。東京女子大学文理学部英米文学科卒。上智大学大学院博士後期課程論文執筆資格取得後退学。テレビキャスターを務める傍ら、民主化をテーマに、旧東欧・ソ連やアジアの国々を歩き、ジョージタウン大学大学院外交研究フェローとしてワシントンに滞在したのを機に占領研究を始める。著書に『レーニン像を倒した女たち』『運命の長女―スカルノの娘メガワティの半生―』(第12回アジア・太平洋賞特別賞)『ワシントンハイツ―GHQが東京に刻んだ戦後―』(第58回日本エッセイスト・クラブ賞)。