名門水野家の復活―御曹司と婿養子が紡いだ100年―(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
日本史
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作品カナ:メイモンミズノケノフッカツオンゾウシトムコウヨウシガツムイダヒャクネンシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610758-0
紙書籍ISBN:978-4-10-610758-0
どん底から老中就任。「宿命に挑戦し続けた八代忠友と九代忠成の御家再興物語」。
家康生母・於大の方に連なる名門水野家は、当主の乱心による江戸城松之廊下での刃傷事件で、譜代大名から旗本へ転落する。その立て直しに生涯を捧げることになった二人。没落した「せつなさ」に耐えながら一心に勤め上げ大名復帰を果たした御曹司忠友と、旗本から婿養子に入り「したたかさ」を武器に将軍側近かつ老中として権勢を誇るまでに家格を上げた忠成。二代にわたる水野家復活の道程を、史料を基に活写する。
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福留真紀(フクトメ・マキ) プロフィール
1973(昭和48)年東京都生まれ。東京女子大学文理学部卒業。お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了。博士(人文科学)。日本学術振興会特別研究員、長崎大学准教授などを経て、東京工業大学准教授。著書に『徳川将軍側近の研究』『名門譜代大名・酒井忠挙の奮闘』。