21世紀の戦争と平和―徴兵制はなぜ再び必要とされているのか―
単行本
政治
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作品カナ:ニジュウイッセイキノセンソウトヘイワチョウヘイセイハナゼフタタビヒツヨウトサレテイルノカ
紙書籍ISBN:978-4-10-352251-5
紙書籍ISBN:978-4-10-352251-5
「逆説の平和主義」を 注目の国際政治学者が読み解く。
日本の安保法制施行、フランスの兵役復活論、スウェーデンの徴兵制再開……これらの動きは、軍国主義への回帰ではない。ポピュリズムが台頭する中で、国民の間に負担共有の精神を甦らせ、戦争を抑止するための試みである。カントの『永遠平和のために』を下敷きに、徴兵制の存在意義を問い直し、平和主義の強化を提言する。
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三浦瑠麗(ミウラ・ルリ) プロフィール
1980(昭和55)年、神奈川県生れ。国際政治学者、山猫総合研究所代表。東京大学農学部卒業後、同公共政策大学院及び同大学院法学政治学研究科修了。博士(法学)。東京大学政策ビジョン研究センター講師などを経て現職。主著に『シビリアンの戦争』『21世紀の戦争と平和』『孤独の意味も、女であることの味わいも』などがある。2017(平成29)年、正論新風賞受賞。