秘録 島原の乱(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
時代小説
歴史小説−中世
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ヒロクシマバラノランシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-133059-4
紙書籍ISBN:978-4-10-133059-4
神の子・天草四郎時貞は豊臣家の血脈を継いでいた! 「最後の戦国合戦」を大胆に描く。
慶長二十年大坂の陣。炎上する大坂城を密かに脱出した豊臣秀頼は、遥か薩摩で捲土重来を期していた。時を経て寛永十四年、三代将軍徳川家光の治世に島原で百姓一揆が起こった。死を恐れぬ切支丹や暗躍する忍びの願いはただひとつ。徳川の天下を覆して豊臣の世を回復すること。その中心にいる天草四郎時貞に流れる血脈は……。「最後の戦国合戦」と称される島原の乱を大胆に描いた空前の歴史小説。
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加藤廣(カトウ・ヒロシ) プロフィール
(1930-2018)東京生れ。東大法学部卒。中小企業金融公庫、山一證券にて要職を歴任。その後、経営コンサルタントとして奔走する傍ら小説を書き始め、2005(平成17)年に『信長の棺』で作家デビュー。『秀吉の枷』『明智左馬助の恋』と続く「本能寺三部作」が大ベストセラーになる。このほか『謎手本忠臣蔵』『空白の桶狭間』『安土城の幽霊』『神君家康の密書』等の著書がある。