だからヤクザを辞められない―裏社会メルトダウン―(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
社会
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作品カナ:ダカラヤクザヲヤメラレナイウラシャカイメルトダウンシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610897-6
紙書籍ISBN:978-4-10-610897-6
暴排で食えない暴力団を辞めた人の再就職率は3%。望んでも即カタギ、といかない現実とは?
今やヤクザは食えない稼業だ。最大時約18万4000人を数えた暴力団構成員は、現在約2万8000人。しかし離脱届を出しても法律の縛りは厳しく、就職もままならない。反社排除に過敏な世間に受け入れられない彼らの行き着く先は? それでも辞めた者、辞めきれず元に戻った者、暴力団を嫌い半グレになった者……彼らの肉声に「暴力団博士」が耳を傾けながら、裏社会の危うい橋を渡り続ける男たちの実情に迫る。
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廣末登(ヒロスエ・ノボル) プロフィール
1970(昭和45)年福岡市生まれ。北九州市立大学社会システム研究科博士後期課程修了。博士(学術)。龍谷大学嘱託研究員。公益財団法人清心内海塾主席研究員。著書に『若者はなぜヤクザになったのか』、『ヤクザと介護 暴力団離脱者たちの研究』など。